アラフィフ女性ともなると、恋愛でもお金でも、いろんな経験してきてますよね。
もう、いい歳なんだしデートは割り勘が当然でしょ?と思うかもしれません。
でも、いざデートで一円単位まで割り勘されると、ちょっとモヤっとすること、ありませんか?
今回は、マッチングアプリで知り合ったひろさんとのデートで、私が感じたその微妙な気持ちをシェアします。
経済的には自立しているけど、やっぱり気になるアラフィフ女子「割り勘問題」。あなたはどう考えますか?
初めての出会いと期待感
マッチングアプリでの出会い
アラフィフになってから始めたマッチングアプリは、まさに未知の世界。
正直なところ、「本当にフツーの人がいるの?」と半信半疑でした。
だって、普通の人なら、自分で出会いを見つけられるでしょ?
そんな上から目線で、アプリを始めました。
でも、やってみるとこれが、意外にもおもしろい。まるで男性カタログを見ているみたいで、気になる人がいればいいね!してプロフィールを確認できる。
あれこれ見ているうちに、「お、ちょっと興味あるかも」と思える人を見つけたんです。
それがひろさんとの初めての出会い。

年齢:3つ上
バツイチ、アメリカの大学卒
アパレルの営業マンで
海外も含め飛びまわってる人。
週末だけ、自宅に戻る生活。
ひろさんのプロフィールから感じた印象
ひろさんのプロフィール写真は、なんとも無愛想な真顔。それが逆に私の心を引きました。
いるじゃないですか、やたらと自撮りで笑顔を振りまいてる人。何がそんなに楽しいの?って思っちゃう(笑)。その点、ひろさんの真顔は、どこかしっくりくる感じがしました。
「この人、もしかしてフツーの人?」と勝手に親近感を覚えたんです。
ひろさんはバツイチで、アメリカの大学を卒業したアパレルの営業マン。仕事で海外を飛び回り、週末だけ自宅に戻る生活をしているとのこと。うん、なかなか興味深いスペック。年齢は3つ上。
「こんな人が本当にいるのかな〜」と半信半疑で、メッセージを送ってみることに。
と。すると、ひろさんからもすぐに返事。そこから私たちのやり取りが始まりました。
お互いに「バツイチ子持ち」「海外好き」という共通点もあって、会話はスムーズに進みました。2、3ヶ月はのらりくらりとやり取りが続きましたが、私が「もしよかったら、電話で話してみませんか?」と提案してみると、ひろさんは「うん、そうだね」と快くOK!
こうして、私とひろさんの距離は少しずつ縮まっていきましたが、後に思わぬ展開を迎えることになるとは、その時はまだ想像もしていませんでした。
デートの始まり:最初の印象
初デートの日、ひろさんが選んでくれたのは、こじゃれた居酒屋でした。「お、なかなかいいセンスじゃん」と内心嬉しくなりつつ、初対面の緊張感を抱えながらお店へ。メニューを見ながらお互いの好きな料理やお酒について話し、少しずつ打ち解けていくのを感じました。
それにしても、ひろさん、めちゃ、しゃべる!プロフィール写真からは寡黙なタイプかと思ってたけど、実際はすごくおしゃべりで、こっちが圧倒される。だけど、時折見せるくっきりエクボがたまらなく素敵。
わたし、エクボは3割増ポイント
食事もお酒も楽しんだ後、帰りに「いくらお支払いすればいいですか?」と聞いたら、
ひろさんは「今日はいいよ。ネコ子ちゃん、今日誕生日でしょ?」と笑顔でご馳走してくれたんです。
これには、私の心もグッとつかまれました。初日のひろさんには文句のつけどころがない紳士!
2回目のデート:割り勘の始まり
そして、待ちに待った2回目のデート。今回は紅葉狩りと美術館デートということで、美術館に到着。ひろさんが「もうチケット買ったよ」と言うので、「さすが、気が利くな〜」なんて感心してたら、
「そうか、今回は自分で払うスタイルか…」と少し戸惑いながらも、「そっか〜」と自分の分を購入。
その後、美術館を一通り見終わり、喉が渇いたので自動販売機へ。
「はい、ネコ子ちゃん、次どーぞ!」
とえ?飲み物すら買ってくれないの?と、内心思ったよ、正直。
その後のデートで割り勘問題が拡大
しかし、割り勘はそれだけにとどまりません。その後もデートの度に、ひろさんは、細かいところまで割り勘をする。映画館ではポップコーンもドリンクもきっちり割り勘、ランチもディナーもすべて半分ずつ。最初は気にしないようにしていたものの、気になるよね・・・・。「これってどうなんだろう…?ケチだな〜」と思うように。
そして極めつけは、コンビニで買った100円の水まで割り勘だった時。「これくらい、おごってくれても…」という感情が止められなかった。
特に、彼が高価な靴を迷わず買おうとしている姿を見て、「お金に困っているわけでもないのに、なんでこんなに細かいんだろう?」と感じるように。そんな小さな違和感が、どんどん大きなモヤモヤに変わっていきました。
割り勘に対する考え方と変わっていく私の感情
もちろん、割り勘が悪いわけじゃないし、私だって経済的には自立してるから、自分の分を払うことに抵抗ないよ。
でも、ここまで細かいと、さすがに「もうちょっと、なんとかならない?」という気持ちになる。
特に、最初のデートでの気前の良さが印象に残っていただけに、この徹底した割り勘主義には少しがっかりしてしまって。
一緒に過ごす時間は楽しいし、彼との会話も弾むけど、割り勘のたびに心の中に冷たい風が吹き抜けるんだよな〜。
ホテル割り勘問題
そして、ついにその瞬間が訪れました。
ある日のデートで、ひろさんとホテルに泊まることになったんですが、フロントでまさかの割り勘請求。「あ、6000円でいいよ」と言われ、あまりの驚きでポカーンとしてしまった。
その瞬間、私の中で何かがスーッと冷めていくのを感じました。さらに追い討ちをかけるように、
男性に奢ってもらって当たり前!っていう女性はダメだと思うよ!
とほざいてきたんです。
え?今なんて?と思わず言いそうになっちゃった。
いやいや、全部出してもらおうなんて思ってないけど、一円も出してない人が言うセリフ?
結論:大人の女性と割り勘問題
こうして、ひろさんと交際した1年、デートは割り勘ONLYにて終わりました。確かに、最近の恋愛では割り勘が当たり前という考え方も理解できますし、経済的に自立した女性ならその方が気楽だと感じる方も一定数いると思うんだよね。
結局、割り勘問題は、その人の価値観やお金に対する考え方によるけど、ただ、私にとっては、
「一円たりとも相手に出さない」関係を恋人というのかな?って思うんだよね。
だって、食べる量だって、飲む量だって女の私の方が少ないし、
私の手料理を食べたがるくせに、そこは折半じゃないの?請求したら折半にするつもり?ケチなのは私のほう?
大人の恋愛には、金銭的なバランスだけでなく、心のバランスも大事だな、と感じる経験でした。
1円たりとも奢れない女性なのかと思うと、どうも自尊心が傷つくので・・・。
さて、アラフィフの皆さんは、割り勘についてどう思いましたか?
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