マッチングアプリをやっていて、
”この人は、絶対会いたくない”と思った男性のひとり。
彼の名前は、ドクターくん。
イギリスで育った（らしい）
イギリスの医師免許を持つ（らしい）
顔は普通だけど、笑い方が不気味。
え、この人、医者なんだ。（医者って言うだけで自分とは住む世界が違うとは思ったけど、
向こうからのいいねがきてる。
「こんな人、私と話し合うかな〜」とちょっと心配だったけど、
まぁ、マッチングアプリなんて実際話してみないと、どんな人かなんて活字だけじゃ、わからないよね。
それに、普段知り合うことのない男性とも知り合えるのが、マッチングアプリのいいところでしょ。
そう思って、始めた彼とのやり取り。
やっぱり、イギリスの大学病院時代の話がメイン。
病気の話、専門的な話が多くて知らない事ばかりだったけど、
自分の知らない世界を知っているドクター君に尊敬と、興味をもった。
それにわりとテンポよく、メッセージしてくれる人だったから、会話もいい感じに進んだんだよね。
少したって、電話で話してみることにしたの。
こんばんわ〜
イギリス育ちで、イギリスの医師免許を持つドクター君。
え？関西弁？それも、落語家並みのコテコテの大阪弁だった。
夜の９：００
キャリーさんのお仕事は何してはるんですか？
ドクター君、私が英語をしゃべると知ると、
あ、英語喋れるんですね。ちょっと、しゃべってみてもいいですか？
”なんでもいいから英語喋ってみて”って、こういうのよく英語喋れない人が言うんだよね。
キャリーでも、彼は、話せるはず。
もしや、英語で会話をしようとしているのかな。
って、簡単に自己紹介することにしたの。
そしたら、彼。
「君の英語は、アメリカ発音だね。ウォーターって発音してみて？」
「え？」なんで？？
「そうそうそう、ワーラー、だよね？あははは」
「じゃ。これは？これは？」あっははは
って、次から次へと発音させてくるの。
しかも、1人で盛り上がって、電話の向こうで引き笑い。手を叩いて爆笑している感じなの。
やばっ。こわっ。
何が、そんなおもしろいのかなぁ？
そして、次から次へと発音させてくる。
この人、なに？
そして、私たち、何をしているんだろ。
（英語のレッスン？）
と思いながら、1時間くらい英語の話を引っ張った彼。
それも、発音するたびに、私の発音を矯正したりするの。
せせら笑いしながら。
たまりかねて、私、
キャリーあの〜私たち、これ何してます？？
って聞いたら、
「いや、君が英語喋れるって言うから、しゃべってもらっていたんだけど？」
って言うの。
うわぁ、この人、変だ
どうにか、もうTELやめたい一心で、（英語の発音練習にも疲れたし）
会話を終わろうとすると、急にスッと真面目になって、
「怒ったの？え？じゃ、今度って、いつ電話できるの？」
「あ、じゃ、また」
「え？それって、いつ？いつか言えないって言うのは、もう話したくないってことだよね。今までの女性がそういって断る時は、絶対次はないね。もうTELしたくないなら、はっきりそう言えばいいじゃないですか！はっきり話したくないって言えばいいのに。僕だって、恋愛経験くらいあるからわかりますよ！！もう、話したくないし、連絡も取りたくないってことですよね？はっきり言いなよ。ねえ、はっきり言って、だから、はっきり言って！！！」
って、受話器の向こうで永遠言ってんの。（実際は、もっと結構な時間、押し問答しました。）
しかも、この人めちゃくちゃ、ひつこい。
でもさ、アプリで知り合って間もない人に、
「あなたの性格は合いません」ときつくいう必要はないと思ったので、本当は、やんわりぼやかす感じでお断りしたかったのだけど、めちゃくちゃ、あ〜いえば、こういえば上祐（古）みたいな返事をしてくるから。
仕方ない。これは、はっきり言わなきゃ、彼には伝わらないなと思って、
キャリーもう、無理です。会いたくないです！さようなら。
とだけ伝え、電話を切りました。
彼が、何者だったかわからなかったけど、そう言えば、彼の英語は全く英語話さなかったな・・・。
UKに住んでいた彼が、一言も英語を話さなかったのは、なぜ？？？
珍しいタイプな男性だったよね。
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